もち麦ダイエットがとても注目されているという話題はTVや雑誌で最近良く見かけることが増えてきたのではないでしょうか?
今回はそんなもち麦についての詳しいお話と、ダイエットについての効果やおすすめのダイエットレシピを紹介していきたいと思います。
もち麦ダイエットは本当に効果的でおすすめ!
特に体の代謝が落ちてくる40代以降の方に効果が出やすくおすすめなのがもち麦ダイエットです。
もち麦ダイエットとは

過去数年まではダイエットでは、糖質オフダイエットや食事制限など「食事というで摂取するカロリーをコントロール」することでダイエット効果を狙うのが一般的でした。
最近ではカロリーをコントロールする方法ではなく、血糖値に着目して体重や脂肪を無理なく減らすことで体脂肪を作り出さないようにするもち麦ダイエットに人気が集まってきているのです。
もち麦を普通の白米を食べるように、毎日の朝昼夜の食事の中で2回もち麦入りのご飯を食べるだけでOKなのです。
もち麦ってどんなもの?

ダイエットに良いと言われているのが”麦ごはん”ですがもち麦もそんな麦の一種です。
そして麦は大きく2種類に分けることができます。
・一般的な麦=うるち性
うるち性の麦はプチプチっとしていてやや固い食感です。
・もち麦=もち性
もち麦はもちもちっとしていて弾力があり噛みごたえがあります。
もち麦は食物繊維が驚くほど豊富!

もち麦は驚くほど食物繊維を豊富に含んでいて、その量はなんと普通の白米の25倍!あ
食物繊維が多いごぼうと比較しても2倍以上!そしてカロリーはもちろん白米よりも低い。まさにダイエットのための食材といっても良いほど。
食物繊維には⑴水溶性=水に溶ける⑵不溶性=水に溶けないタイプがあって、もち麦にはこの2種類の食物繊維がバランスよく含まれています。
水溶性食物繊維の効果
水溶性の食物繊維は、腸内で水に溶けて食事で摂取した糖質の消化や吸収をゆっくりにしてくれます。
血糖値の上昇を抑えるのでダイエットにぴったり!
食べる量を減らさなくても自然にダイエットをしていることになるのでダイエットによるストレスに悩むこともありません。糖尿病の予防にも注目されています。
不溶性食物繊維の効果
不溶性の食物繊維もダイエットにはとても効果的です。
不溶性の食物繊維は水に溶けにくいという性質があり、腸内の水分を吸収して膨らみます。そうすることで便の量が増えてお通じを促進してくれます。
もち麦は美味しくて、そのもちもちっとした食感が病みつきになります。
また、もち麦は白米と一緒に炊くだけでなく、色々な食べ方があり楽しめるのも人気の理由になっています。
もち麦の効果

そんな辛いダイエットの救世主とも言われている「もち麦」の効果について詳しく解説してみたいと思います。
もち麦にはとても豊富な食物繊維が含まれていて、ダイエットにとても良い効果を発揮するのです。
効果①血糖値が上がりにくくなる
もち麦にはとても豊富な食物繊維が含まれています。
このもち麦にたっぷりと含まれている食物繊維が食事での血糖値上がりにくくなるのでダイエットのサポートには最適です。
効果②脂肪の吸収を抑える
もち麦は食事で摂取した糖質や脂肪の腸内での吸収を抑えてくれる効果があります。
効果③腸内環境の改善
乱れがちな腸内の環境を整えてくれる効果があります。
効果④満腹感がある
もち麦は満腹中枢を刺激してくれるので、食べ過ぎを防いで自然に摂取カロリーを抑えてくれる働きがあります。
もち麦はβグルカンが豊富!

もち麦はβグルカンがとても豊富です。
このβグルカン水溶性の食物繊維の一種で美容や健康にとても良い成分です。このβグルカンは水分とくっつくことで粘りっけがでます。
この粘りっ気が腸内にこびりついた宿便などを絡め取って排出させます。また、βグルカンは糖質や志望の吸収を遅らせてくれます。
健康維持のためにも世界の様々な国ではβグルカンを3g以上摂取が推奨されています。
- 胃の中で水分を吸収して満腹感が出る
- 水分を含んでネバネバするので胃からゆっくりと進む
- コレステロールの吸収防止をサポート
- 善玉菌を増やす
おすすめのもち麦ダイエット方法

腸から痩せ体質を作ることができる「もち麦」を使ったおすすめのダイエット方法を紹介していきたいと思います。
1日2回の2週間チャレンジ!
ただ2週間だけもち麦と白米を混ぜたご飯を食べるだけです。
おかずはいつものおかずでOK!割合は(白米2:もち麦1)の割合です。
腸内の環境は2週間でしっかりとチェンジさせることができると言われています。2週間もち麦を取り入れることで次のような変化が期待できます。
❶もち麦の食事をする
❷食物繊維が腸内環境を変化させる(悪玉菌を減らして善玉菌が増える)
❸消化や吸収力がアップ、体内循環が向上する
❹便秘、詰まりが改善されていく
食事を抜いたりするダイエットでは、無理をしているため長く続きませんよね。
暴飲暴食やリバウンドの原因にもなるのでしっかりと腸から痩せ体質を狙うことが代謝が悪くなる年代には特におすすめな方法です。
わたしも食べているおすすめのもち麦は”はくばく”のもち麦です。スーパーやインターネットで購入できます。コストコではお得に購入できます。
もち麦でぽっこりお腹が凹む?
もち麦を食べているだけでぽっこりお腹が改善されたという人も少なくない。
これはβグルカンが糖や脂質などぽっこりおなかの原因になるものを吸収しにくくするから。
糖と脂質のブロック効果が期待できるので食べ続けることが大切ですね。
もち麦は美容効果も◎!

もち麦のカルシウムは白米の3倍もあります。
また、カリウムも2倍、ポリフェノール、ビタミンE、B群など美容維持のサポートに有効な成分も含まれています。
ポリフェノールは年齢とともにさびついてくる身体に必要な抗酸化効果がたっぷり。しわの予防などにもポリフェノールが有効と言われています。
腸内環境+抗酸化効果で老廃物を体内に溜め込まないようにすることで美肌の向上にも繋がっていきます。
もち麦の効果や成分についてもっと詳しく知りたい人はこちらをチェックしてね。

血糖値とダイエットの関係

よくダイエットしている人が「血糖値の上昇を抑えられる」と言っていますよね。
この血糖値の上昇を抑えることがダイエットとどう関係しているのでしょうか?
血糖値が急上昇すると太る?
血糖値が急上昇すると太りやすいといわれています。
これは私たち人間の血液の中にある糖分を、体内のインスリンが処分できなくなることが原因。
処分されないで余ってしまった糖が肝臓に移動します。
そしてここが問題!肝臓に移動した”余った糖”が【中性脂肪】になりまた血液の中に戻っていきます…
血液に戻った中性脂肪は血管を通って、全身をぐるぐる移動して脂肪細胞に蓄積されます。こうして食事で摂取して処理されなかった糖質=太ってしまうのです。
このサイクルを断ち切ってくれるのがβグルカンです。進んで摂取するのがダイエットにはとてもおすすめです。
カロリーを抑えるダイエットのデメリットに注意
食事抜き、カロリーカットダイエットを行う場合は、筋トレは必ず行わなくてないけません。
摂取するカロリーを減らすと筋肉が減っていくので、基礎代謝量が下がり太りやすくなります。
特に筋肉量が自然に減少して基礎代謝が落ちる30代以降は、これ以上筋肉を減少させないように食事制限のダイエットではなく、血糖値を急上昇させないダイエットにチェンジするのがおすすめです。
食事制限の落とし穴に注意しよう
私の主人も1年までTVCMなどでよく見る筋トレと食事制限のジムに3ヶ月ほど通い10キロ以上痩せて絞れました。
プロテイン代なども含めて100万円以上かかりましたが現在リバウンドしてさらに体重が増加しました。
その時期には一切炭水化物は食べずに鶏肉と牛肉や野菜だけで過ごしましたが一生それを続けることは困難ですよね。
筋トレもジムにこまめに通っている状態をずっとキープもできずにすぐにリバウンドが始まってしまいました。
食事制限で痩せることは後のリスクも多いので気をつけなければいけませんね。
もち麦あれこれQ&A

もち麦についてのよくあるちょっとした疑問を解決していきたいと思います。
もち麦と玄米の違い
もち麦と玄米の違いって?ダイエットにより効果的なのはどっちなの?
もち麦は麦の一種で、玄米は精白していない白米の一種です。
詳しくは「もち麦、押し麦、玄米などの違いと比較」をチェック!
もち麦は冷凍できる?効果は下がらない?
もち麦の主な有効効果”βグルカン”は冷凍しても効果が変わりません。
もち麦ご飯や、ゆでもち麦などを作り衛生的の使用するためにも冷凍保存を利用しましょう。
またもち麦は冷たい状態でも美味しく食べられますのでダイエット中のお子様やご主人のお弁当などにも腹持ちもよくおすすめです。
もち麦は消化に良くない?
もち麦は玄米のようにあまり消化がスムーズではない?
もち麦は不溶性だけではなく、水溶性の水に溶けやすい食物繊維も含まれていますので消化が悪いということはありません。
もち麦は子供もお年寄りも食べられる?
もち麦はもちろん安心して子供からお年寄りまで美味しくいただくことができます。
小さなお子様や胃弱なお年寄りの場合はしっかりと噛む、またはもち麦の量を少し減らして食べるのが言いようです。
もち麦の効果とダイエットのまとめ

もち麦は主に腸内環境をしっかりと整えることで体内に溜め込まずに健康的にダイエットをすることができます。
特に便秘がちの方や、血糖値が上がりやすい代謝が悪いなどで太りやすい人におすすめの食材です。
お手頃価格でスーパーでも簡単に購入することができますのでぜひもち麦健康生活を始めてみましょう。

