ブログやサイトでアドセンス広告を設置していて、なかなか収益が上がらないという方や効果的な設置の仕方がなかなか功を奏さないという場合は、自動広告を設定しても良いかもしれません。
2019年の10月から私の運営サイトでも自動広告を採用してからページRPMが高くなりました。
すでにアクセスがある方はアドセンスの収益化のページインプレッションをチェックして単価が数百円前半あたりで低い方は見直す機会かもしれません。
特に美容系サイトでは自動広告の効果が高い
↑自動広告の設置前ページRPM
↑自動広告を設置後のページRPM
自動広告に設定することで大幅にアドセンスの収益率があがりました。同じページビューにおけるインプレッション収益が5倍かそれ以上に上がっています。※ただしある一定のジャンルでの検証となり、全体的のページインプレッションは2倍増加程度で収まっています。
実は1年前に一度自動広告の設定を行ったことはあったのですが、精度が悪かったので外していました。
ただし、記事が膨大に増えているサイトではアクセスに応じた収益が上がった方が断然によいですよね?
特にYouTuberは同じアドセンス広告で動画の再生数に応じてアドセンスの収益率も上がっています。
ウラセツ
もしもアクセスが増えているのにアドセンス収益が上がっていないのあれば設置位置を工夫するよりも膨大なデータを元に広告位置を最適化してくれるGoogleの自動広告に委ねるのも一つの手ではないでしょうか。
Googleの自動広告に不満があって外していた方や、自分なりにアドセンスの設置を工夫しても収益がなかなか上がらない方は、2019年11月時点での状況ですが、新しい自動広告の設置を試してみてください。
アドセンスの自動広告設定の流れ
アドセンスの自動広告の設定はアドセンスのページから行います。
アドセンスのページから「広告」>「サマリー」を開きます。
もしくはサマリーが表示されない場合は「自動広告」という項目をクリックしてください。
自動広告がオフとなっている該当のサイトのURLの右端にある「編集」ボタンをクリックして開きます。
すると広告設定のプレビューが表示されます。
自動広告用のコードがサイト側に設置されていない場合は「コードを取得」をクリックします。
するとコードが表示されるので、サイトへ設置するために「コードのコピー」を行います。
ワードプレスへ自動広告コードを設置
ここではワードプレスでの広告コードの設置方法を解説しています。
簡単に設置するには「Simple Custom CSS and JS」というプラグインがおすすめです。
インストールを行ったらワードプレスのダッシュボードから「Sustom CSS & JS」をクリックします。
クリックしたら「Add HTML Code」をクリックします。
表示された入力項目の一番下に先程のアドセンスの自動広告コードをペーストして貼り付けます。
右側に表示された公開ページ部分のWhere on page 部分の「Header」にチェックが入ってるのを確認した上で「公開」をクリックします。
これでワードプレスサイトへのアドセンスの自動広告コードの設置は完了です。
コードの設置が完了したら再度アドセンスページの自動広告項目にある「編集ボタン」をクリックしてプレビューを表示させます。
プレビューが表示されている右側にある自動広告をONにします。
また既存の広告ユニットを最適化しますか?と表示されている部分があり、今までサイトに設置しているアドセンスの広告位置などを活かす場合はここもONにします。
また既存の広告ユニットを最適化しますか?と表示されている部分があり、今までサイトに設置しているアドセンスの広告位置などを活かす場合はここもONにします。
最後にその項目の下にある「サイトに適用」をクリックします。
これでアドセンスの自動広告の設定は完了です。
アドセンスを表示させたくないページはURLを登録
自動広告の設置を行った場合はワードプレスのテーマごとのアドセンス非表示設定が反映されません。
もしもアフィリエイト紹介ページなどでアドセンスページを表示させたくない場合は、アドセンスのページから表示させたくないページURLを登録していく必要があります。
先程の自動広告の項目の下にある「ページ除外」という項目にある「管理」をクリックします。
「+除外設定を追加」をクリックします。
アドセンス広告を除外したい該当のURLを貼り付けて「追加」をクリックします。
これで登録したURLにはアドセンスの広告が表示されません。いくつか広告を除外したいページがある場合はここに追加していきます。
また自動広告を設置してからしばらくはGoogleのAIが記事に合わせた広告の調整を行いますので、最低でも1〜3週間ほどは様子を見たほうが良いです。
またアドセンス広告との相性が非常によいジャンルであれば良いですが、広告との親和性があまりないジャンルでは思ったような効果は得られない可能性もあるため、ジャンルの傾向や記事作成時につけるタイトルなども気をつけてみると良いでしょう。