Final Cut Pro Xのカラー調整はクリップ単一しか行うことができません。
AdobePremiere Proとは異なりカラー調整を一気に行える「調整レイヤー」が存在しません。
そこで外部のプラグインで調整レイヤーを追加して複数クリップにカラー調整を施す手順を解説します。
目次
Final Cut Pro Xの調整レイヤープラグインは「Adjustment Layer」
Final Cut Pro Xの調整レイヤーを追加できるプラグインは「Adjustment Layer」です。
海外のサイトになりますが、無料プラグインとなるので追加費用がかからずダウンロードしてインストールすることができます。
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Adjustment Layer提供のページへアクセスし「無料ダウンロード」をクリック
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オファーが表示されたらカートボタンの下の「結構です」をクリック
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メールアドレス、国、都道府県を入力し「同意」のみにチェックを入れて「継続」ボタンをクリック
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入力したメールボックをチェック
ダウンロードリンクが入力したメールアドレスはてに配信されるのでメールボックスをチェックしてください。
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届いたメール内の「View your order」をクリック
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ダウンロードページが表示されたら「ダウンロード」ボタンをクリック
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任意の場所へプラグインをダウンロード
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ダウンロードした「Adjustment Layer」のZIPファイルを解凍する
解凍はダブルクリックで行い「Adjustment Layerの名前のファイル」が表示されます。
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「ムービー」>「Motion Templates」>「Titles」のファイル内に移動する
ファインダーを開き「ホーム」もしくは「ムービー」>「Motion Templates」>「Titles」のファイルまで開きその中に解凍した【Adjustment Layer】をドラッグで格納します。
これでFinal Cut Pro Xで調整レイヤーが使えるようになります。
Final Cut Pro Xで調整レイヤーを使う方法
上記の手順が終わったら、Final Cut Pro Xを作業中であれば一旦保存→終了し、再度アプリケーションを起動してください。
すると上記のT(テキスト)マーク▶【タイトル】項目を開くと【Adjustment Layer】が表示されています。
この【Adjustment Layer】内に表示されている「Long」「Medium」「Short」のいずれかをタイムラインへドラッグすると調整レイヤーが表示されます。